●短期見通し原油、通商問題の上昇は一時的か=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 年末年始で安値修正が進んだが、上値の重さが確認されている。寒波と流通混乱を背
景とした上昇が一服し、改めて需給緩和見通しの織り込みが優勢になっている。新規売
買材料は乏しいが、高騰後の反落フェーズになり、70ドル水準での売買環境に回帰し
よう。70ドルを割り込むと増産ブレーキのリスクが下値を支える見通し。トランプ政
権の通商リスク織り込みが強化されると、地合が一段と地合が悪化する。カナダ産の供
給不安から当初は買いスタートになるが、リスクオフの地合が重視されよう。2月3日に
合同閣僚監視委員会(JMMC)の開催を控えていることがイベントリスクになる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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