プラチナ午前=プラチナは総じて上昇、現物の下げ一服や円高一服で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて上昇。ドル建て現物相場の下げ一
服を受け、まちまちで始まった。その後は、戻りを売られたが、円高が一服すると、地
合いを引き締めた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが5円安〜26円高、プラチナミニが
17.0円安〜5.0円高、プラチナスポットが45円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが3185枚、プラチナミニが360枚、
プラチナスポットが730枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは金軟調につれ安】
 プラチナは金軟調につれ安となった。ニューヨーク市場の序盤に買い戻されたが、英
中銀の利下げによる金軟調を受けて戻りを売られた。ただ米新規失業保険申請件数の増
加を受けてドル安に振れると、下げ一服となった。一方、上海プラチナの出来高は2枚
と低迷し、中国勢の買い見送りが続いていることは上値を抑える要因である。
 プラチナ先限は4725円まで下落した。円高が圧迫要因になった。円相場は1ドル
=151円台前半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の986.02ドルから、押し目を買わ
れた。
 午前11時現在、プラチナは990.77ドル、パラジウムが978.42ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが985.50ドル、パラジウムが994.35
ドル。
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