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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/03 72.49 73.68 72.31 73.32 + 1.00
2025/04 72.11 73.33 72.00 73.08 + 1.07
2025/05 71.78 72.91 71.65 72.76 + 1.11
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 663,781 1,791,149 ( - 593)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/03 251.46 + 6.37
2025/04 245.11 + 5.77
改質ガソリン 2025/03 214.73 + 4.31
2025/04 237.18 + 3.80
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は続伸。期近2限月が1.00〜1.07ドル高。その他の
限月が1.00〜1.13ドル高。
トランプ米政権による新たなイラン制裁が近いと見られていることが相場を押し上げ
た。トランプ米大統領は核開発を継続するイランに交渉を呼びかけたものの、イラン最
高指導者のハメネイ師は「そのような政府と交渉すべきではない。交渉するのは賢明で
はなく、知性もなく、名誉に反する」と拒絶している。イラン核合意から一方的に離脱
し、イラン革命防衛隊(IRGC)のスレイマニ司令官を殺害したのは一期目のトラン
プ米大統領。
米国の対ロシア制裁で供給が圧迫されているほか、ウクライナ停戦に向けた米国とロ
シアの協議が始まるのか不透明であることも支援要因。トランプ米大統領はロシアのプ
ーチン大統領と電話会談したと伝わっているが、内容についてはほとんど報道されてい
ない。
トランプ米大統領の関税政策を背景に米国の物価見通しは不透明で、高水準の米政策
金利の据え置きが続く見通しであることは重し。パウエル米連邦準備制度理事会(FR
B)議長は、金利調整を急ぐ必要ないと改めて表明した。ただ、米国の関税政策を巡る
景気見通しの不透明感は、4月から減産の巻き戻しを予定している石油輸出国機構(O
PEC)プラスの増産見送り観測を高めている。
時間外取引で3月限は時間外取引から上昇。通常取引開始後は72.54ドルまで一
段高となった。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は上昇。原油相場に連動した。
今日の材料
・土曜日に予定されていた人質解放を見送り、イスラエルの停戦合意違反で=イスラム
組織ハマス
・米国はガザを買うのではなく、ただ手に入れるだけ=トランプ米大統領
・ハマスは病人、土曜日の正午までに人質が解放されなければ地獄が始まる=同上
・土曜日の正午までに人質が解放されなければ停戦合意は終了=ネタニヤフ首相
・ヨルダン国王、米国の要請もあって2000人のパレスチナ人の子ども受け入れを表
明
・エジプトのシシ大統領の米国訪問は延期=アル・アラビーヤ
・フーシ派、イスラエルがガザ攻撃を再開すればイスラエル攻撃を再開へ
・今年と来年の米原油生産見通しを上方修正=EIA
MINKABU PRESS
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