[今夜の視点]海外原油=続伸か、ガザ地区が再び火種に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油3月限は前日比0.34ドル安の72.98ドルで推
移。本日これまでのレンジは72.93〜73.22ドル。
 今晩の海外原油は下値堅く推移後に切り返し、続伸か。トランプ米大統領が提唱する
ガザ地区からのパレスチナ人追放・再建計画が中東の次の火種となる見通しだ。イスラ
ム組織ハマス排除のため、米軍が直接的に介入する可能性がある。ハマスはイスラエル
によるガザ停戦合意違反を指摘し、今週15日の人質交換を見送ると発表しており、ガ
ザ停戦合意が破綻するならばイスラエルや米国にとって好機だ。イスラエル軍は喜んで
ガザ侵略を再開するだろう。イスラエルや米国によるガザ侵略が始まっても、中東全体
としては見て見ぬふりが続くかもしれないが、相場は神経質になると思われる。
<今夜の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 マネーストック 2025年1月(日本銀行)
【朔望】22:54 満月 満月
◆ イギリス ◆
【納会】--:-- ガスオイル 2025年2月限(ICE EUROPE)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】22:30 消費者物価指数 2025年1月(労働省)
【経済】2/13 04:00 財政収支 2025年1月(財務省)
【工業】2/13 00:30 週間石油統計(EIA)
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