●短期見通し原油、需給緩和の戻り売り優勢=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 上値の重さが再確認され、改めて需給緩和見通しの織り込みが優勢になっている。米
中などの貿易紛争に対する警戒感が強まる一方、季節要因から米原油在庫が減少から増
加に転じていることもネガティブ。米原油在庫は3週連続で増加している。イランやロ
シア産の供給不安が材料視されると瞬間的に上昇するリスクを抱えるが、断続的に値位
置を切り上げていくことは難しい。80ドル水準を天井圏に65〜75ドル水準にコア
レンジを切り下げる局面になろう。70ドルを割り込むと、下げ過ぎ感が意識されやす
くなる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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