石油市況=原油は急反落、ウクライナ停戦協議の可能性で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/08   86,000     ±0  2025/08   88,000     ±0  2025/07   68,760 -1,680
======================================
15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 3月限 70.79 ドル -0.58
ブレント原油   夜間取引 期近 4月限 74.48 ドル -0.70
ドル・円相場 15:45 現在   154.04 円  前営業日比  0.39 円の円安
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 東京石油市場は原油は急反落。為替は1ドル=154円台に乗せる円安に振れたもの
の、前日の海外原油先物が急反落し、さらにこの日のアジアの時間帯の夜間取引で一段
安となっていることで崩れた。トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談
して、ロシア・ウクライナ戦争の終結が今後協議される可能性が高まって来たこと
に圧迫されている。この日のドバイ原油の現物も急落寄りのあと一段安となっている。
 原油はおおむね4ケタ安に沈んだ。引き続き6月限から7月限への限月移行の商いが
が見られた。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
200円安、原油が2060円安〜990円高。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来
ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が7588枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【原油7月限は7万円台から6万9000円台割れまで崩れる】
 東京原油は急反落。前日の戻りた高値から大きく崩れる展開。日中取引も午後後半に
再び崩れて、この日の安値圏で引けた。
 原油6番限である7月限は前日回復した7万円台を再び割り込み、日中取引では6万
9000円台も割り込んだ。

【ニューヨーク原油の時間外取引は下落】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は下落。3月限は午後3時45分現在、前日
比0.58ドル安の70.79ドル辺りで推移。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。