アジア株 総じて上昇、台湾株は大幅反発

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 総じて上昇、台湾株は大幅反発

東京時間17:36現在
香港ハンセン指数   22616.23(-4.10 -0.02%)
中国上海総合指数  3355.83(+9.11 +0.27%)
台湾加権指数     23505.33(+352.72 +1.52%)
韓国総合株価指数  2610.42(+19.37 +0.75%)
豪ASX200指数    8537.11(-18.70 -0.22%)
インドSENSEX30種  75922.25(-16.96 -0.02%)

 17日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。中国の習近平国家主席がアリババ創業者のジャック・マー氏など民間企業の経営者の集まったシンポジウムに参加した。これを受けて、ハイテク関連分野への政策期待などが広がり、ハイテク株の支援材料となった。上海株は小幅続伸となった。香港株は小反落。前日に3.6%超の大幅高となったことで、利益確定売りに押されてプラス圏を維持できなかった。台湾株は大幅反発。前週末の下げの反動などからハイテク関連株を中心に買いが広がった。
   
 中国大陸市場で上海総合指数は小幅続伸。通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、通信会社のチャイナ・ユナイテッド・ネットワーク・コミュニケーションズ、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網が買われる一方で、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は小反落。通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)、食品メーカーの康師傅控股(ティンイー)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)が買われる一方で、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)、ドラッグストア運営の京東健康(JDヘルス・インターナショナル)、電子製品メーカーの比亜迪電子(BYDエレクトロニック)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。鉄鋼メーカーのブルースコープ・スチール、乳業メーカーのa2ミルク、補聴器メーカーのコクレアが買われる一方で、銀行大手のウエストパック銀行、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、不動産会社のグッドマン・グループ、医療機器メーカーのレスメドが売られた。
   
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