ロシアのパイプラインがドローンの攻撃を受けた。同パイプラインは、カスピ海で生 産された原油をロシア経由で黒海に輸送し、そこから国際市場に供給するためのもので ある。カスピ海ではシェブロンやエクソンなど米石油メジャーも操業を行っており、欧 米石油会社に直接的なダメージが生じたという意味では、これまでのドローン攻撃とは 性質を異にする。ただし、カスピ海からの供給不安に関しては、一時的な相場変動要因 に留まる傾向が強い。過去に多かったのは、カスピ海の嵐によって輸送ができなくなる 状況だったが、パイプラインの破損であれば修復が可能である。もちろん、攻撃が連続 するようなことがあれば断続的な値上がりを迫られるが、単発の攻撃であれば一時的な 値上がりリスクとの評価に留まる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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