ＮＹ原油市況＝急反落、リスクオフの動きや原油リグ数増加で

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ニューヨーク原油（ＮＹＭＥＸ）
              始　値     高　値　 　安　値　　帳入値　　　前日比
  2025/04     72.58      72.77      70.20      70.40      - 2.08
  2025/05     72.37      72.55      70.01      70.22      - 2.07
  2025/06     72.00      72.21      69.74      69.95      - 2.02
　　推定出来高      　　前日出来高　　　　　　前日取組高　（前々日比）
     未入電              580,869             1,748,218   （+ 9,319）
　　　　　　　　　　　　　 　   帳入値　　前日比
ヒーティングオイル  2025/03　   243.23    - 7.11
                   2025/04     237.81    - 6.85
改質ガソリン        2025/03     202.67    - 5.98
                   2025/04     226.57    - 5.60

注：４本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
　　ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
　　値および安値と市況内の相場表の４本値は異なります。
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　ニューヨーク原油は急反落。期近２限月は２．０８〜２．０７ドル安。その他の限月
は２．０２〜１．４２ドル安。
　ウクライナとロシアの停戦協議の行方が注目されるなか、この日の米経済統計が弱か
ったこともあり、金融市場でリスクオフの動きが鮮明となり、米株が急落したことに圧
迫された。また米国の時間帯後半は、チャートの悪化や米ベーカー・フューズが発表し
た稼働中の米国の原油掘削装置（リグ）数が７基も増加していたことで、売り圧力がさ
らに強まった。
　４月限はアジアの時間帯〜欧州の時間帯の時間外取引では、７２ドル台のもみ合いと
なっていたが、米国の時間帯には居ると７１ドル台に突入して、後半にはさらに７０ド
ル台まで崩れた。安値は７０．２０ドルまであった。

　米ベーカー・フューズによると、稼働中の米国の原油掘削装置（リグ） 数は４８８
基と、前週比７基増加した。

　改質ガソリン。ヒーティングオイルともに急反落。原油が大きく崩れたことに追随し
て大幅安となった。
今日の材料
・稼働中の米国の原油掘削装置（リグ） 数は４８８基と、前週比７基増加＝米ベーカ
　ー・フューズ。
・この日米経済統計は、２月のＰＭＩ（購買担当者景気指数・速報値）、２月の米ミシ
　ガン大学消費者信頼感指数（確報値）、１月の中古住宅販売件数が発表されたが、製
　造業ＰＭＩを除き、すべて予想を下回る弱い数値となった。

MINKABU PRESS

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