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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/04 68.82 70.54 68.61 70.35 + 1.73
2025/05 68.49 70.13 68.32 69.95 + 1.65
2025/06 68.13 69.69 68.00 69.50 + 1.55
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 671,372 1,773,158 ( + 9,120)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/03 239.59 + 5.16
2025/04 234.81 + 5.61
改質ガソリン 2025/03 199.66 + 4.77
2025/04 224.18 + 4.96
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は反発。期近2限月は前日比1.65〜1.73ドル高。そ
の他の限月は前日比0.84〜1.55ドル高。
米石油大手シェブロンが米国にベネズエラ産原油を輸入することを認可されており、
日量24万バレル規模を輸入しているものの、トランプ米大統領がこの許可を取り消す
と発表したことが相場を押し上げた。バイデン前米大統領がベネズエラ産原油の輸入再
開を許可していたが、その決定を無効化する。
石油輸出国機構(OPEC)プラスが4月からの増産を予定通り実施するのか見送る
のか協議していると伝わったことも買い手がかり。トランプ米大統領の関税政策や産油
国に対する経済制裁もあって、世界的な景気や供給の見通しは不透明。
ウクライナ停戦に向けて、ウクライナのゼレンスキー大統領が28日にも訪米し、米
国との鉱物資源取引に合意する可能性があることは重し。ロシアとウクライナの戦争が
終結すれば、米国は対ロシア制裁を解除し、ロシア産原油の供給が正常化する見通し。
時間外取引で4月限は堅調。通常取引開始後は70.54ドルまで上値を伸ばした。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油相場に連動した。
今日の材料
・インド政府、相互関税回避のために米国からの輸入品の関税引き下げを検討=ブルー
ムバーグ
・カナダとメキシコに対する関税は3月4日に発動する=トランプ米大統領
・中国に対しても、同日に追加で10%の関税を課す=同上
・イスラム組織ハマスは急速に回復している=イスラエル財務相
MINKABU PRESS
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