[今夜の視点]金・銀=ウクライナの行方を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、堅調。前週末の海外市場では、ドル高を受けて売り優勢と
なった。アジア市場では、欧州のウクライナ支援表明を受けて急伸し、2876ドル台
まで上昇したのち、上げ一服となった。午後に入ると、2858ドル台で押し目を買わ
れた。
 トランプ米大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の鉱物資源の協議が決裂した
が、欧州のウクライナ支援表明を受けてリスク回避の動きが一服した。米大統領に近い
共和党有力者らは、ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアとの戦争を巡り態度を改
めるか、さもなければ辞任する必要があるとの見方を示した。ウクライナの行方を引き
続き確認したい。今夜は2月のユーロ圏の消費者物価指数(HICP)速報値や2月の
米ISM製造業景況指数などの発表がある。
<今夜の予定>
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2025年2月確報(Markit)
・ユーロ圏消費者物価指数 2025年2月速報(EUROSTAT)
・米製造業景況指数 2025年2月(ISM)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。