[今夜の視点]シカゴコーン=関税相場の様相、チャート悪化にも注意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引はもみ合い。朝方は上昇していたが、午後から軟化してい
る。5月限は470セントの節目を挟んだ小幅なもみ合いとなっている。
 トランプ関税相場の様相となっているが、チャートが悪化しているだけに売りバイア
スがかかりやすいので注意したい。ただ週間輸出検証高が好調ならセンチメントが変わ
る可能性もある。

 28日のシカゴは期近から大幅続落。4日からカナダとメキシコに25%の輸入関税
が発動される予定であることに圧迫されたうえ、直近の安値を割り込みチャート面から
の売り圧力も強まった。また受渡通知開始日を迎えた3月当限が急落したことで、期近
の旧穀限月の下げ幅が大きくなった。

 5月限は底割れして469.00セントまで下落した後、引けも469.50セント
と、ほとんど戻さなかった。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 18:00 製造業購買担当者景況指数 2025年2月確報(Markit)
【経済】 19:00 消費者物価指数 2025年2月速報(EUROSTAT)
◆ イギリス ◆
【経済】 18:30 マネーサプライ 2025年1月(BOE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 3/4 00:00 建設支出 2025年1月(商務省)
【経済】 3/4 00:00 製造業景況指数 2025年2月(ISM)
【経済】 新車販売台数 2025年2月(Autodata)
【農産】 3/4 01:00 週間穀物輸出検証高(USDA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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