ドル買いやや優勢=東京為替概況 ドル円は昨日148円台を回復した流れを受けてしっかりの展開。昨日の海外市場で148円10銭台を付けた後、147円00銭台まで売りが出たものの147円90銭台まで戻して迎えた東京朝。朝方147円68銭を付けたが、その後はドル買いが優勢となり、午前中に前日高値を更新する動き。その後147円80銭台まで売りが出る展開となったが、鉄鋼・アルミニウム関税が予定通り14時(現地米国東部時間午前0時)に発動される前にいったんドル高が強まり148円29銭を付けた。ロンドン勢の本格参加を前にドル売りが入り148円割れを付けるなど、ドル買いに勢いは見られず。 鉄鋼・アルミニウム関税は予定通りということで発動時間前後での反応は一息。ただ、昨日カナダに対して50%に引き上げると示し、その後50%を撤回するなどの動きが市場の警戒感を誘っている。 ユーロドルは昨日1.0940台を付けるなど、ユーロ高ドル安が優勢。高値から少し落として1.0910台で東京朝を迎えると、この時間帯は少し調整売りが出て1.0895を付けている。 ユーロ円は161円台での推移。ドル円の上昇もあって161円60銭台を付ける場面も、ユーロ買い円売りは続かず。 昨日バタバタした動きを見せたドルカナダは海外市場で1.4400近くから1.4521を付け、その後50%撤回で1.4380を付けた後1.4430前後で東京朝を迎えた。この時間帯に新規ニュースはないものの、ドル全般の買いに押されて1.4450台を付けている。 MINKABUPRESS 山岡
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