[今夜の視点]シカゴコーン=貿易摩擦懸念やチャート悪化で売られやすいか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引はもみ合い。5月限は460セントの節目を挟んだもみ合い
となっている。前日さらに崩れたことでチャートが悪化しているうえ、米国に対する報
復関税の発表で、貿易摩擦懸念に焦点が当たっているため、売られやすい地合いが続き
そうだ。ただ今夜は週間輸出成約高が発表されるため、その数値次第では売り一服から
戻り優勢となる可能性はあるだろう。

 前日のシカゴは続落。中国に続きカナダも米国に対する報復関税を発表したことなど
が弱気されてさらに崩れる展開となった。米エネルギー情報局(EIA)の週報のエタ
ノール統計も生産が減少する一方、在庫が増加したことで弱材料となった。

 5月限は456.25セントまで崩れた後、引けは460.75セントと、何とか
460セント台を回復した。

<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】 19:00 鉱工業生産 2025年1月(EUROSTAT)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 21:30 生産者物価指数 2025年2月(労働省)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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