シカゴコーンの夜間取引は軟調。5月限は460セント台を割り込んで推移。前日は 週間輸出検証高が引き続き好調だったこともあり、報復関税合戦からの輸出停滞懸念が ひとまず収まった印象となっている。 今後の焦点は、前年から増加が予想される月末の米国産の作付意向面積に移行する が、その前に南米産地では作付けがほぼ完了したブラジルのサフリニャ(二期作)コー ンの良好な生育が報じられており、輸出面の数字以外にはあまり支援材料がない状況と なっている。そのようななか、前日カンサスシティーに主導された小麦の急伸が続くか 否かに目先は注目したい。 前日のシカゴは反発 週間輸出検証高が165万トン台と前週からは減少したもの の、依然として高水準を維持していることや、小麦が期近から急伸したことに支援され た。小麦はプレーンズ南部の乾燥した地域の強風などの悪天候により、カンザスシティ ー小麦が期近から軒並み20セント近く急騰したことに支援された。 5月限は465.50セントまで上昇した後、引けも461.00セントと、460 セント台を維持した。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】 19:00 貿易収支 2025年1月(EUROSTAT) ◆ ドイツ ◆ 【経済】 19:00 景況感指数 2025年3月(ZEW) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 21:30 住宅着工・許可件数 2025年2月(商務省) 【経済】 21:30 輸出入物価指数 2025年2月(労働省) 【経済】 22:15 鉱工業生産・設備稼働率 2025年2月(FRB) 【経済】 連邦公開市場委員会(FRB) 【工業】 3/19 05:30 週間石油統計(API) ◆ カナダ ◆ 【経済】 21:30 消費者物価指数 2025年2月(カナダ統計局) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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