金・銀市況＝金は反発、午後に入り現物相場ジリ高で上げ幅拡大

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貴金属の相場表（帳入値と前営業日比）
　　　　　　   2025/04          2026/02    ドル建て現物価格 15:45 現在
金　        14,598    +55    14,680   +35　　： 3,015.10    -8.99
銀　         159.0    0.0     159.8   0.0　　： 3,312.00    -6.00
プラチナ     4,670    +10     4,607   +20　　：   975.50    -6.18
パラジウム   4,600      0     4,600     0　　：   956.40    -7.12
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　　　　　15:45 現在　前営業日比　　　　　　　 15:45 現在　 前営業日比
ドル・円相場    150.52   +0.96　　ユーロ・ドル相場　　 1.0795  -0.0048
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【市況】
 金が反発。円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安一服やドル建て現物相
場の上げ一服に上値を抑えられたが先限は正午前に３０円高で小高く推移。午後にな
り、ドル建て現物相場がジり高となり、上げ幅を拡大した。終盤に上げ幅を縮小も堅調
に引けた。
 銀の商いは成立しなかった。
　前営業日比は、金標準、金ミニが３５〜５５円高、ゴールドスポットが５７円高、銀
が変わらず。
　推定出来高は、金が１万７７４７枚、金ミニが７１７８枚、ゴールドスポットが
１４３３枚、銀が０枚。
【金は堅調に推移、押し目形成後の反発局面】
　金先限は午前中、１万４７１６円まで上昇。２１日の高値１万４７２８円が抵抗線と
なった格好だが、昨日、押し目形成後の反発で買い方にとって悪くない流れとなった。
午後は１万４７０５円で頭打ちながら堅調に推移した。ただ出来高は低調。円安を背景
にした反発場面のため、押し目買いは慎重姿勢が感じられた。買い戻し主導の上げ局面
の可能性あり。
　昨日のニューヨーク金はドル高が警戒され、続落ながら期近４月限は３００７．７ド
ルで下げ渋り、押し目買い意欲は感じられた。今夜は２月の米新築住宅販売件数とカン
ファレンスボードの３月の米消費者信頼感指数の発表がある。アジア時間の時間外取引
は小反発。これらの経済指標の発表を受け、さらにドル高が進行するか、ドルが反落と
なるかに注目したい。
【ロンドン＝現物相場】
　金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、ドル高を受けて売り優勢と
なった。アジア市場では、朝方の３０１１．８９ドルから、ドル高一服を受け３０１４
ドル台まで上昇したのち、反落したが、正午前に３００８ドル台で買い支えられた。午
後になり、ドルが小反落から地合いを引き締め、一時３０２０ドルを試すまで上昇し
た。
MINKABU PRESS

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