再送:プラチナ市況=プラチナが総じて続伸、円安・金高に支援され堅調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/04          2026/02    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         14,640    +42    14,724   +44  : 3,025.51    +10.00
銀          158.0   -1.0     162.0  +2.2  : 3,373.00    +61.00
プラチナ     4,647    -23     4,617   +10  :   976.54    + 1.04
パラジウム   4,600      0     4,600     0  :   957.79    + 1.39
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    150.51   -0.01  ユーロ・ドル相場   1.0785  -0.0010
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて続伸。日中取引は序盤、期近高、
期先安で推移。先限が小高くなった後、金につれ安となり、一時、全限月が小幅安とな
った。ドル建て現物相場が970ドル台後半から980ドル水準へ堅調に推移、朝方、
1ドル=149円台後半で推移した円相場が150円台に反落となり、先限から買い優
勢となった。先限は正午前に12円高で推移。午後は現物相場は上げ一服となったが、
円安、金高に支援され、堅調に推移。4月限のみ売り優勢で23円安。
 パラジウムは出来ず。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが23円安〜11円高、プラチナスポットが
10円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが4359枚、プラチナミニが289枚、プラチナスポット
が1589枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはトランプ関税警戒発動かを見極める場面か】
 プラチナ先限は4600円割れがなく、下値堅く推移。5日間移動平均線(4614
円)超えで引け、14日間の相対力指数(RSI)は弱気と強気の分岐点の50を超え
るなど、強気相場に反転の兆し。ただ出来高が低調で買いエネルギー不足。4月2日の
トランプ関税発動かを見極める場面か。今月19日以降、取組高は増加を辿り、25日
現在、3万4000枚台(標準)を回復。小口の新規売買資金は流入している。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て相場】
 プラチナのドル建て現物相場は上昇。朝方の977ドル台前半が支持線となるな
か、午前9時半頃まで970ドル台後半でもみあい。その後、金の上昇で一時、981
ドル台に上昇。午後は978ドル台で上値を抑えられている。
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