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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/05 69.16 70.22 69.06 69.65 + 0.65
2025/06 68.76 69.73 68.65 69.21 + 0.61
2025/07 68.26 69.20 68.22 68.73 + 0.56
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 703,376 1,778,549 ( + 6,203)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/04 228.87 + 0.28
2025/05 225.08 + 0.75
改質ガソリン 2025/04 223.28 + 2.41
2025/05 223.94 + 2.53
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は反発。期近2限月は0.61〜0.65ドル高。その他の
限月は0.37〜0.56ドル高。
トランプ米大統領がベネズエラ産原油を購入する国すべてに対して25%の追加関税
を課す方針を明らかにした後、中国の石油関連企業が買い付けを手控えていると伝わっ
たことが相場を押し上げている。トランプ米政権はイラン産原油の取引を巡り、中国の
独立系石油企業を初めて制裁の対象にするなど、エネルギー市場で中国への圧力を強め
ている。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油や石油製品の在庫が減少した
ことも買い手がかり。米製油所稼働率は87.0%まで上昇し、原油消費量はやや拡大
している。原油輸入量の4週間移動平均は日量571万6000バレルまでやや増加し
たが、引き続き低迷していることも原油在庫の取り崩しを促す要因。季節的な要因か
ら、ガソリン需要の4週間移動平均は日量888万バレルまで増加。
時間外取引で5月限は堅調に推移し、通常取引開始が始まると70.22ドルまで上
げ幅を拡大。今月3日以来に中心限月として70ドルの節目を上回った。ただ、70ド
ル超の水準を維持できず、押し戻されて引けた。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油相場に連動した。
今日の材料
・1−3月期の米エネルギー企業の事業活動指数は3.8まで低下=米ダラス連銀エネ
ルギー調査
・政権の混乱は商品市場にとって災難だ。「ドリル、ベイビー、ドリル」は神話とポピ
ュリストの叫びでしかない=同上の企業担当者のコメント
・関税政策は予測不可能で明確な目標もない。私たちはもっと安定を望んでいる=同上
・40年以上にわたるキャリアの中で、これほど私たちのビジネスに不確実性を感じた
ことはない=同上
・米原油在庫の市場予想は前週比250万バレル減
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比460万バレル減
・ガソリン在庫は同330万バレル減
・留出油在庫は同130万バレル減
MINKABU PRESS
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