−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油(NYMEX) 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 69.91 70.09 68.87 69.36 - 0.56 2025/06 69.48 69.63 68.42 68.90 - 0.59 2025/07 68.98 69.13 67.92 68.35 - 0.65 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 未入電 526,340 1,812,920 (+ 20,143) 帳入値 前日比 ヒーティングオイル 2025/04 226.09 - 2.38 2025/05 222.88 - 2.54 改質ガソリン 2025/04 223.47 - 1.17 2025/05 224.35 - 1.10 注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高 値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.59〜0.56ド ル安、その他の限月は0.75〜0.65ドル安。中心限月の5月限は0.56ドル安 の69.36ドル。 この日発表された2月の個人所得・支出、3月のミシガン大消費者信頼感指数など で、消費の先行き不安とインフレ警戒が再び高まり、来週の相互関税の発動もあって、 金融市場にリスクオフの動きが強まり、米株が急落したことで、原油も軟調地合いを余 儀なくされた。一方、米国のイラン制裁やベネズエラ産原油の輸入国に対して高関税を 賦課するとしたことは供給懸念の面から下支え材料となった。 5月限は、アジアの時間帯〜欧州の時間帯の時間外取引では69ドル台後半〜70ド ル近辺のもみ合いとなっていたが、米国の時間帯に入ると崩れる展開となり、一時は 69ドル台を割り込みこの日の安値となる68.87ドルを付けた。その後引けは 69.30ドル台まで戻した。 米ベーカーフューズによると、米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数は前週比2 基減の484基だった。 インドは、米国がベネズエラ産原油の輸入国に25%の輸入関税を賦課するとしたこ とで、4月以降ベネズエラ産原油の輸入をストップすることを明らかにした。 この日の米株はリスクオフの動きが強まり、ダウ平均株価が700ドル以上急落した のをはじめ、S&P500やナスダックなども急落する全面安となった。 改質ガソリン、ヒーティングオイルともに反落。原油安で上値の重い展開となった。 今日の材料 ・米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数は前週比2基減の484基=米ベーカー・ フューズ。 ・米株はリスクオフの動きからダウ平均株価をはじめ全面安。 ・インド、4月以降のベネズエラ産原油の輸入をストップ。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。