株価指数先物【昼】 買い一巡後は-1σ水準での押し目狙い

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比2590円高の3万4420円(+8.13%)前後で推移。寄り付きは3万5070円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万4860円)を上回る形から、買い先行で始まった。ただし、節目の3万5000円を一気に回復してきたことで利益確定に伴うロング解消の動きもあり、直後につけた3万5080円を高値に、終盤にかけて3万4140円まで上げ幅を縮めた。

 日経225先物は3万5000円を回復して始まった後は上げ幅を縮めたが、ボリンジャーバンドの-1σ(3万4170円)水準までの調整を経て、切り返しをみせてきている。3万5000円接近では強弱感が対立しやすいだろうが、-1σが支持線として意識されるなか、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 NT倍率は先物中心限月で13.60倍に上昇した。25日移動平均線(13.57倍)を上回って始まり、その後13.47倍に低下する場面もみられたが、終盤にかけて再びNTロングに振れる形となった。ただし、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]が急伸して始まった後はやや上げ幅を縮めているため、NT倍率の伸びは限られそうだ。

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