●短期見通し原油、急落一服でも戻り売られる=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需給緩和見通しの織り込みが優勢になる見通し。相互関税によって世界経済の先行き
不透明感は急激に高まっている。米中対立の激化を受けて、今年の石油需要の伸びは急
速に圧縮される可能性がある。しかも、石油輸出国機構(OPEC)プラスは供給量を
増やしていく。需要と供給の双方から需給科なリスクが高まる。短期的にはオーバーシ
ュート気味の安値形成が続きやすい。55〜60ドルまで下値が切り下がる。14日に
OPEC、15日に国際エネルギー機関(IEA)の月報が発表される。また、イラン
情勢を巡る不透明感が高まっていることにも注意が必要。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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