アジア株 総じて下落、香港株は大幅反落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:06現在
香港ハンセン指数   21056.98(-409.29 -1.91%)
中国上海総合指数  3276.00(+8.34 +0.26%)
台湾加権指数     19468.00(-389.67 -1.96%)
韓国総合株価指数  2447.43(-29.98 -1.21%)
豪ASX200指数    7758.90(-2.82 -0.04%)
インドSENSEX30種  77000.88(+265.99 +0.35%)

 16日のアジア株は総じて下落。米国が中国向けの半導体輸出規制を強化したことなどが嫌気されて売り優勢で推移する市場が多くみられた。香港株は米中貿易摩擦激化への警戒感から大幅反落。ネット関連株やハイテク株などを中心に売りに押された。上海株は小幅続伸。マイナス圏での推移が続いたが、終盤にかけて上昇に転じた。
   
 上海総合指数は小幅続伸。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、銀行大手の中国工商銀行、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、コンピューター部品メーカーの海光信息技術が買われる一方で、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、電子機器メーカーの華勤科技が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅反落。オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、電子商取引のJDドットコム、コンピュータ・メーカーの聯想集団(レノボ・グループ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、小売会社のウールワース・グループ、道路建設会社のトランスアーバン・グループが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、医薬品メーカーのCSL、医療機器メーカーのレスメド、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズが売られた。

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