[今夜の視点]シカゴコーン=週間輸出成約高が下支え要因となるか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は強含み。5月限は473セント台で推移している。作付け
に遅延が見られないことで、米コーンベルトの雨勝ちの天気は弱材料視されるようにな
っている。また月末に受渡通知開始日を迎える5月当限が下げ足を速めていることも全
体の基調を弱くしている。今夜は週間輸出成約高が発表されるが、それが下支え要因と
なるのかどうかに注目したい。
 前日のシカゴは続落。小麦が続落したことや、米コーンベルトでは雨勝ちの天気も先
日の発表で作付進捗率が順調だったことで、生育に適したものになるとの見方が優勢と
なり、引き続き軟調な展開となった。また米エネルギー情報局(EIA)の週報のエタ
ノール統計で、生産が増加するなか在庫が減少していたことは下支え要因。

 5月限は470.25セントまで下落した後、引けは472.00セントで引けた。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 17:00 景況感指数 2025年4月(ifo)
◆ フランス ◆
【経済】 15:45 消費者信頼感指数 2025年4月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:30 耐久財受注 2025年3月速報値(商務省)
【経済】 21:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】 23:00 中古住宅販売統計 2025年3月(全米不動産協会)
【農産】 21:30 週間穀物輸出成約高(USDA)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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