[今夜の視点]金・銀=米経済指標を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、下げ一服。きのうの海外市場は、米国が自動車関税の影響
軽減に向けた措置を打ち出したことや、一部貿易相手国との貿易交渉合意への期待が高
まったことが圧迫要因になった。アジア市場では、朝方に3323ドル台まで上昇した
のち、上げ一服となった。午後に入ると、3301ドル台まで下落したのち、下げ一服
となった。
 4月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0と前月の50.5から
低下した。節目となる50を割り込み、事前予想の49.8も下回った。今夜は4月の
ADP全米雇用報告や第1四半期の米国内総生産(GDP)速報値、3月の米個人消費
支出(PCE)価格指数の発表があり、米経済の見通しを確認したい。
<今夜の予定>
・ユーロ圏域内総生産 2025年1-3月期速報(EUROSTAT)
・独消費者物価指数 2025年4月速報(連邦統計庁)
・全米雇用報告 2025年4月(ADP)
・米国内総生産 2025年1-3月期速報値(商務省)
・米雇用コスト指数 2025年1-3月期(労働省)
・シカゴ購買部協会景気指数 2025年4月(シカゴ購買部協会)
・米個人所得・支出 2025年3月(商務省)
・米中古住宅販売仮契約指数 2025年3月(全米不動産協会)
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