アジア株 総じて上昇、上海株は続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:45現在
香港ハンセン指数   22119.41(+111.30 +0.51%)
中国上海総合指数  3279.03(-7.62 -0.23%)
台湾加権指数     20235.03(+2.40 +0.01%)
韓国総合株価指数  2556.61(-8.81 -0.34%)
豪ASX200指数    8126.21(+55.62 +0.69%)
インドSENSEX30種  80370.56(+82.18 +0.10%)

 30日のアジア株は総じて上昇。前日の米株高などを背景にアジア株は多くの市場で堅調な推移を見せた。上海株は続落。米中の関税交渉の不透明感や今日発表の中国4月製造業PMIやサービス業PMIが市場予想を下回ったことが重石となった。香港株は続伸。マイナス圏の推移が続いた後、上昇に転じた。
   
 上海総合指数は続落。医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が買われる一方で、銀行大手の中国工商銀行、石炭会社の陝西煤業が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続伸。宝飾品小売りの周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ)、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジーが買われる一方で、銀行大手の中国建設銀行、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続伸。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、医薬品メーカーのCSL、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、物流サービスのブランブルズが買われる一方で、産金会社のノーザンスター・リソーシズ、小売りチェーンのコールズ・グループが売られた。

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