LME市況=アルミ・銅は前日の下落の後で買い戻され反発、ニッケルは続落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物          3カ月物
    アルミ        2,395.14  +   23.45     2,416.00  +    16.50
    アルミ合金      2,509.00       0.00     2,509.00        0.00
     銅         9,239.94  +  121.74     9,206.00  +    81.00
    ニッケル      15,058.11  -  160.87    15,252.00  -   166.00
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 アルミ3カ月物は反発。2391ドルと前日安値を下抜き軟調で取引を開始。多くの
アジア株式市場がメーデーのため、休場となったことで玉整理基調が強まるなか、銅の
堅調な値動きに追随する買いが見られて一時2423ドルまで浮上。米利下げ期待を受
けたドル高が重石となって上げ幅を縮小したが、プラス圏は維持して引けを迎えた。
 銅3カ月物は反発。9138.50ドルで小反発で取引を開始。アジア株式市場の大
半がメーデーの祝日で休場となるなか、300ドルを超える下げ幅を記録した直後で買
い戻す動きが広がり、一時9260.60ドルまで浮上。ただ、米利下げ期待が高まる
なかドル買いの動きが膨らんだため、高値を離れ、プラス圏は維持したものの上げ幅を
縮小して取引を終えた。
 ニッケル3カ月物は続落。1万5335ドルで軟調で取引を開始した後も下値を探る
足取りを展開。ドル買いの動きが重石となって一時は4月14日以来の低値水準となる
1万5180ドルまで値を落とした。ドル軟調に推移が戻り圧迫要因となり、安値から
の反発力は弱く、150ドル超の下落で引けた。
今日の材料
・1日のアジア太平洋株式市場は大半の市場が休場。
・豪州株式市場でASX200指数は小幅続伸、19.39ポイント高の8145.
 60ポイント。
・欧州株は上昇。堅調な業績見通しを示した企業を中心に、買い注文が優勢。米中の
 貿易摩擦緩和への期待感も相場を支えた。
・米国・週間新規失業保険申請件数
 結果 24.1万件 予想 22.4万件 前回 22.3万件(22.2万件から修正)
・4月のISM製造業景気指数 結果 48.7 予想 47.9 前回 49.0
・ドルは買い戻しで上昇。ドル円は東京時間から上昇し、ニューヨーク時間で1ドル
 145.60円台まで一段高となった。ユーロドルは1ユーロ=1.1263ドルまで下落し、4
 月15日以来の安値をつけた。
・米国株は上昇。ニューヨークダウは83.60ドルで8日続伸。ナスダック指数は264.40
 ポイント高(1.52%高)。
・ニューヨーク貴金属は金が大幅安。その他3品も金につれ安。ニューヨーク原油は
 反発。
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