ＮＹ原油引け速報＝反発、米国とイランの核問題合意の後退観測で

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ニューヨーク原油（ＮＹＭＥＸ）
　　　　　　　　　　              終値　 　前日比
原油                 2025/06      62.49    + 0.87
　　                 2025/07      61.97    + 0.82
　　                 2025/08      61.40    + 0.74

ヒーティングオイル   2025/06     214.06    - 2.54
　　　　　　　　　   2025/07     210.24    - 0.83
改質ガソリン         2025/06     214.18    + 0.74
　　　　　　         2025/07     210.23    + 0.79
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　ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比は、期近２限月が０．８２〜０．８７ド
ル高、その他の限月は０．１９〜０．７４ドル高。中心限月の６月限は０．８７ドル高
の６２．４９ドル。
　前日の圧迫要因となったイランの核開発問題を巡る米国とイランの交渉に関して、イ
ランのアラグチ外相が米国の提案を受け取っていないと述べたことで、合意が遠退いた
との見方が一転して支援材料となった。またまた米株がダウ平均株価中心に上昇したこ
とや、中国がレアアース３社に米欧への輸出許可することを発表するなど、先日の米中
双方の関税引き下げに続き米中間の貿易問題に改善が見られたことも好感された。
　改質ガソリンは花発、ヒーティングオイルはまちまち。期近から下落。ガソリンは原
油高に追随したが、灯油は当限が崩れたことで期近から軟調に引けた。
MINKABU PRESS

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