石油市況=原油は総じて上昇、米景気悪化懸念が重しで上げ幅を縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2025/11   84,000     ±0  2025/11   81,000     ±0  2025/10   56,300   +370
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 7月限 61.40 ドル -0.57
ブレント原油   夜間取引 期近 7月限 64.84 ドル -0.56
ドル・円相場 15:45 現在   145.05 円  前営業日比  0.09円の円高
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【市況】
 東京石油市場の原油は総じて上昇。16日の海外原油が反発したことが支援材料。米
国債の格下げによる米景気悪化懸念が重しとなり、時間外取引でニューヨーク原油は売
り優勢で推移が圧迫要因となり、日中取引で上げ幅を縮小。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
1200〜200円安。原油が60円安〜1000円高。中京ガソリンは出来ず、灯油
も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が1228枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【ムーディーズが米国を格下げで原油価格は下げ余地】
 東京原油は総じて堅調。期中10月限は夜間取引で5万7160円まで上昇。夜間取
引の後半から上げ幅を縮小したが堅調に引けた。出来高は低調。積極的に買われた印象
はない。14日間の相対力指数(RSI)は47台でまだ弱気。
 ムーディーズが米国の格付けを引き下げたことで株式市場で弱材料視され、原油市場
では米国内での需要減少懸念が強まる不安あり。ニューヨーク原油のアジア時間の時間
外取引は小幅安にとどまっているが、日中取引では一段の下げ余地ありとみられ、注意
したい。

【ニューヨーク原油の時間外取引は軟調】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は軟調。7月限は午後3時45分現在、前日
比0.57ドル安の61.40ドル辺りで推移。

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