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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/06 62.75 63.40 61.57 62.69 + 0.20
2025/07 61.98 62.70 60.99 62.14 + 0.17
2025/08 61.75 62.00 60.46 61.49 + 0.09
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 731,845 1,888,149 ( + 4,384)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/06 212.77 - 1.29
2025/07 209.13 - 1.11
改質ガソリン 2025/06 213.88 - 0.30
2025/07 209.41 - 0.82
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は小幅続伸。終値の前営業日比は、期近2限月は0.17〜
0.20ドル高。その他の限月は0.22ドル安〜0.09ドル高。
米国とイランの核開発協議にこう着感が見えることが相場を支えた。米国はイランに
対して濃度に関わらずウランを濃縮してはならないと要求を突きつけている一方、イラ
ンはウラン濃縮を継続する構え。ルビオ米国務長官は、ウラン濃縮がイスラエルにとっ
て脅威になると指摘した。アラグチ・イラン外相は米国との合意の有無には関係なくウ
ラン濃縮を続けると発言している。
格付け会社ムーディーズが米国の格付けを引き下げたことは相場を圧迫した。週明け
の米国債市場で売りは続かず、利回り上昇は抑制されたが、これまでのように債務依存
の米景気拡大は不可能とみられている。
トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が2時間以上も電話会談し、プーチン大
統領がトランプ大統領との会談は非常に有意義だったとの認識を示したことはウクライ
ナ停戦の可能性を意識させた。トランプ米大統領も会談はうまくいったと述べている。
プーチン大統領は特定の合意が成立すれば停戦は可能と表明している。
時間外取引で7月限は軟調。一時60.99ドルまで下げたが、通常取引開始を控え
て下げ幅を消した。通常取引が始まると62.70ドルまで強含んだものの、上振れも
続かず。売り買い交錯しつつ、小幅高で引けた。
改質ガソリンの期近は反落。ヒーティングオイルの期近は続落した。米景気悪化懸念
が重し。
今日の材料
・ウクライナは自国領土から部隊を撤退させない=ゼレンスキー大統領
・米大統領が戦争を止めなければイスラエルを放棄すると警告=米ワシントン・ポスト
MINKABU PRESS
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