●論点解説穀物、産地降雨の安値修正が続くも=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 今週のシカゴ穀物相場は、産地降雨見通しを背景に安値修正を進めている。降雨によ
って作付け作業が停滞するリスクが警戒されている。5月中旬時点で平年を上回るペー
スの作付け進捗率を確保している以上、降雨によって作付け作業に多少の遅れが生じた
としても、不作になるリスクは限定される。ただし、現在は天候相場の時期であり、作
付け作業の好調・不調の評価・見通しに強く左右される展開になりやすい。一時的な上
振れリスクとしての消化が基本になる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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