21日は米国株、米国債、ドルが同時に売られる展開になったことが、金相場を押し 上げた。先週にムーディーズが米国の格下げに踏み切った余波が残される中、米国債売 りの動きが改めて強くなっている。直接的には米20年債入札が不調だったこと、また 議会でトランプ減税を巡る法案審議が続いていることなどが材料視された模様だが、米 国債市場が債務問題に対する関心を高めていることが、米国債売りを促している。この 資金は米国株に向かうことなく、逆に米金利上昇から米国株は急落した。また、ドルも 米金利上昇よりも米国債売りの動きに強く反応している。債務問題を手掛かりに、「米 国売り」が広がりを見せると、金相場の上昇が加速する可能性がある。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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