●短期見通し原油、需給緩和見通しの下振れリスク維持=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需給緩和見通しを背景とした値下がりが想定される。株価反発で原油相場も安園修正
を進めていたが、その株高一服で積極的な売買は求められなくなっている。原油需給に
関しては、国際エネルギー機関(IEA)も大幅な供給過剰見通しを確認している。こ
の状況で、石油輸出国機構(OPEC)プラスは5月31日会合で7月の大規模な減産
縮小を合意する可能性が高い。米石油リグ稼働数の減少傾向はポジティブだが、60ド
ル割れのリスクが維持されよう。60ドルの下は55ドルが目標になる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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