きょうも為替市場でドル円は買いが優勢となっており、144.85円近辺まで上昇している。トランプ大統領がEUに対する関税の引き上げを7月9日に延期すると発表したことをきっかけに、市場は先週の不安定な状況から落ち着きを取り戻している。それに伴ってドル円も買い戻しが優勢となっている状況。 トレーダーからは、一部のヘッジファンドがドル円にショートカバーを出しているとの声も出ている。急上昇していた日本国債の利回りも安定し、それに伴って米国債も安定していることから、ショートポジションを解消したようだという。 ただ、ドル離れへの懸念も根強くある中、145円に接近すると売りオーダーも多数観測されている状況に変化はなく、試しに行くか注目される。 買い戻しが出ているドル円だが、現在の最大のリスクは、米経済見通しの軟化、関税の影響、ドル離れへの期待の高まりなどが挙げられる。一方、円ロングが過剰に積み上がっており、きっかけがあればその巻き返しが出やすい状況にもある。前日の米消費者信頼感指数のような予想外に強い米経済指標などが出て、市場の雰囲気がさらに改善すれば、それが一気に出る可能性もありそうだ。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は145円に観測されている。 28日(水) 144.00(16.7億ドル) 145.00(22.4億ドル) 30日(金) 143.00(33.4億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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