−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/07 438.25 442.50 434.25 438.50 + 0.25 2025/09 420.75 425.75 419.25 423.50 + 2.75 2025/12 436.00 440.50 434.25 438.50 + 2.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 399,451 410,285 1,652,554 (- 8,414) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(6月9日−6月13日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年並。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜平年並。雨量は平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは概ね堅調。主要限月は概ね反発。終値の前営業日比は0.25〜2.75セ ント高。中心限月の7月限は0.25セント高の438.50セント。 米産地の順調な生育や潤沢な土壌水分を受けて夏場の高温乾燥による影響に対する懸 念が後退しているうえ、12年ぶりの高水準の作付面積達成に伴う需給緩和見通しを受 け7月限は昨年10月22日以来の安値水準まで値を落とす場面も見られたが、シカゴ 大豆とニューヨーク原油が堅調となったことが買い支援要因となり、浮上した。 7月限は438.25セントで取引を開始した後に値を落とし、アジアの時間帯は 436セントを上値抵抗線とする低迷となって434.25セントの安値を付けた。欧 州の時間帯に値位置を切り上げ、シカゴの時間帯には一時的に値を落としながらも大豆 および原油の堅調が手掛かりとなって再浮上し442.50セントの高値を記録。米需 給緩和が見込まれることで転売があり440セントは維持できなかったが、プラスサイ ドは維持して終了。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトではイリノイ州、インディアナ州、ミシガン州、オハイオ州の多くで 最高気温が30〜32℃まで上昇。一方、コーンベルト西部では降雨または雷雨により 作付および農作業のペースが鈍化。また、カナダの火災による霞は五大湖周辺北部から ネブラスカ州東部にかけての地域に広がっている。 現在プレーンズ及び中西部北部では寒冷前線が通過しているが、今後は東に向かって 進む見込みで、プレーンズ南部でもその影響が見られるだろう。また、西部で発生した 低気圧の接近により、プレーンズからオハイオ・バレーにかけての地域では今週後半に 降雨が発生するもよう。今後5日間の雨量は、プレーンズ中部および南部では25〜 75ミリが見込まれる。 6〜10日間予報に関しては6月8〜12日にかけてプレーンズ中部およびコーンベ ルト西部および中部では気温は平年を上回るだろう。一方の雨量はほぼ全国的に平年並 〜平年を上回る見通し。 シカゴ小麦は反落。前日に上伸した後、上げ幅を縮小したことが警戒され、転売が見 られて値を落とした。米小麦産地では土壌水分が潤沢であることが明らかとなり、夏場 の高温乾燥による影響が限られるとの見方も重石になった。 期近7月限は前日比3.00セント安の536.09セントで終了。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではオクラホマ州及びテキサス州およびカンザス州東部で気温が上昇。た だ降雨または雷雨となっているため、農作業は停滞。 南部ではフロリダ半島で気温が上昇。その他の地域では気温が上昇するなか降雨は発 生していないが、依然として土壌水分は過多気味となっている。 今日の材料 ・コーンベルトではイリノイ州、インディアナ州、ミシガン州、オハイオ州の多く で最高気温が30〜32℃まで上昇。 ・コーンベルト西部では降雨または雷雨により作付および農作業のペースが鈍化。 ・プレーンズからオハイオ・バレーにかけての地域では今週後半に降雨が発生。 MINKABU PRESS
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