サウジアラムコは、7月のアジア向け公式販売価格(OSP)を6月の+1.40ド ルから+1.20ドルまで引き下げた。厳しい需要環境を想定していることが窺える が、一方で微調整の域に留まっている。最近の石油輸出国機構(OPEC)プラスの減 産縮小ペース加速については、サウジアラビアなどが価格競争を仕掛けたとの見方もあ るが、OSPの動向を見る限りだと、意図的に原油価格を押し下げようとする動きとま では評価できない。 一方、Bloombergはサウジアラビアが7月に続いて8月もOPECプラスが 日量41万1000バレルの減産縮小を行うことを望んでいると報じている。さらに 9月についても同規模の減産縮小が行われる可能性も報じられている。9月は製油所が メンテナンスに入ることもあり、減産縮小の見送り、もしくは規模縮小との見方も強 い。しかし、この報道の通りだとすれば、OPECプラスは自主減産体制を今秋には終 了させる計算になる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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