−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/ 8 3,346.6 -28.5 シカゴ大豆 2025/ 7 1,057.25 +5.50 NY銀 2025/ 7 3,613.9 +33.4 シカゴコーン 2025/ 7 442.50 +3.00 NYプラ 2025/ 7 1,168.1 +31.6 NY原油 2025/ 7 64.58 +1.21 NYパラ 2025/ 9 1,064.50 +54.10 ドル・円 144.80 +1.22 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は一時145円台 NY為替市場、ドル高が強まり、ドル円は一時145円台を付ける場面も見られた。 この日発表の5月の米雇用統計を受けて安心感が広がっている。米労働市場の鈍化を示 す内容ではあったものの、今週発表のADP雇用統計が予想外の弱さを示していたこと から、米雇用統計にも警戒感が高まっていた。 ◎NY貴金属=金が続落、予想以上の米雇用統計で ニューヨーク金は続落、銀は続伸。 金8月限は続落。時間外取引では、ドル安見通しを受けて押し目を買われたが、買い 一巡後は上げ一服となった。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。日中取引では、予 想以上の米雇用統計を受けて売り優勢となった。 銀7月限はテクニカル要因の買いが入ったが、予想以上の米雇用統計を受けて上げ一 服となった。 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。 プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、金堅調などを受けてテクニカル要因の買い が入った。欧州時間に入ると、買い戻し主導で上昇した。日中取引では、株高を受けて 買い優勢となった。 パラジウム9月限は株高などを受けて買い戻し主導で上昇した。 ◎LME=全面安、強気な米雇用統計を受けたドル高の動きが重石 アルミ3カ月物は続落。2477ドルで小安く取引を開始した。その後、値位置を切 り上げ2480ドル台を付け、2483ドルの高値に達する場面が見られたがアジア時 間の後半以降に値位置を落とした。欧州株はまちまちとなるなか2450ドル台での高 下が続いたが、米国時間は強気な5月の米雇用統計を受けたドル高の動きが重石となっ て取引レンジをさらに切り下げた。2445ドルを抵抗線とする安もちあいとなった 後、2437ドルの安値を付けた。引け間際に買い戻す動きが見られたが、軟調に引け を迎えた。 銅3カ月物は反落。9705.5ドルで寄り付き軟調に取引を開始した後はアジア株 高を手掛かりにして浮上し、一時9767ドルの高値を付けた。ただ、高値に到達した 後は大きく軟化し、9657ドルの安値を記録。安値から浮上した後も強気な5月の米 雇用統計を受けたドル買いの動きが重石となり、9730ドルが抵抗線とり、9700 ドル割れで終了。軟調に引けたが、前日のレンジ内での取引となり、前日、3月31日 以来の高値をつけたことに対する修正安にとどまった。米国株が序盤から大幅高となっ たことは下支え要因。 ◎NY原油=続伸、米労働市場の堅調や株高が支援 ニューヨーク原油の期近は続伸。 5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数は13万9000人増と市場予想の13万人 増を上回り、労働市場の堅調が示された。米株価が上昇し、リスク選好の動きとなった ことも支援要因となって買い優勢となった。また米国のナバロ大統領上級顧問(貿易・ 製造業担当)は、米中当局者は7日以内に通商を巡る会合を開くとの見通しを示した。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続伸。原油相場に連動した。 ◎シカゴ大豆・コーン=続伸、米中貿易協議の早期開催期待や米産地の天候不安 大豆は揃って続伸。 前日に続いて米中貿易協議の早期開催に対する期待感を受けて買い優勢で運ばれた。 また、米産地で降雨が続く見通しとなっていることで、雨量過多による農作業のペース 鈍化が警戒されたことも買い支援要因になった。 コーンは総じて続伸。 米産地で降雨が続く見通しとなっていることを受けて、農作業のペース鈍化に対する 警戒感が強まった。また、ロシアとウクライナの緊張高まりを受けて小麦が大幅高とな っていることも強気材料視された。 MINKABU PRESS
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