金・銀市況=金は続伸、現物相場の一段高から上げ幅拡大で3ケタ高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/06          2026/04    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         15,552   +102    15,676  +104  : 3,336.94    +9.52
銀          169.5    0.0     168.0  -0.4  : 3,652.00    -1.00
プラチナ     5,789   +204     5,530  +141  : 1,267.81   +52.71
パラジウム   4,900      0     4,900     0  : 1,081.48   +14.15
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    145.08   +0.61  ユーロ・ドル相場   1.1417  +0.0017
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【市況】
 金は続伸。金はニューヨーク小反落も円安を受けて買い優勢。序盤は20円程度の上
げ幅で小じっかりと推移。ドル建て現物相場の上昇で上げ幅を拡大し、先限は正午前に
90円超の上昇で推移。午後に入るとドル建て現物相場の一段高から上げ幅を拡大し、
100円超の上昇となり、3ケタ高で引けた。
 銀は先限のみの約定で0.4円安。その他は出来ず。
 前営業日比は、金標準、金ミニが102〜119円高、ゴールドスポットが124円
高、銀が0.4円安〜変わらず。
 推定出来高は、金が2万0307枚、金ミニが7304枚、ゴールドスポットが
1314枚、銀が1枚。
【金先限は上場来高値の更新に再挑戦】
 先限は1万5697円まで上げ幅を拡大した。今月9日に1万5416円まで押し目
を形成した後、出直りとなり、再度5月8日につけた上場来高値1万5843円の更新
に再挑戦。まずは今月6日の高値1万5755円超えが必要。緩やかな上昇基調にある
25日移動平均線(1万5430円)が支持線。今夜は5月の米消費者物価指数(CP
I)の発表があり、反応の見極めが必要。
【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場は、ドル堅調から売り優勢で推移
もニューヨーク時間の夕方に3330ドル水準を維持し、堅調地合い。アジア時間に入
り、米中通商交渉の進展観測から3316ドル台まで軟化。午前9時頃から反発とな
り、正午前に3339ドル台まで上昇。午後になり、3342ドル台まで上値を伸ばし
た。午後3時前からドル高で高値を離れたが、3333ドル台で買い支えられ、押し目
買いが感じられる動き。
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