●レビュー穀物、収穫期が上値圧迫も売買交錯=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 22日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比2.25セント安の421.75セン
ト、小麦先物相場は同11.75セント安の510.75セント、大豆先物相場は同
14.50セント安の1,011.00セントとなった。収穫作業が始まる中、上値の
重い展開が続いている。ハーベスト・プレッシャーが上値を圧迫している。また、アル
ゼンチンが10月まで輸出関税を停止したことで、米国産穀物の輸出低迷が警戒される
こともネガティブ。
 23日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比4.50セント高の426.25セン
ト、小麦先物相場は同9.75セント高の520.50セント、大豆先物相場は同
1.00セント高の1,012.00セントとなった。収穫期で上値の重さが目立つ展
開が続いていたが、安値修正の動きが優勢になった。単純に値頃感が意識された模様
だ。原油相場の上昇、ドル安といった外部環境からの支援もあり、自立反発が促されて
いる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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