アジア株上昇 TSMC決算受けハイテクに買い 豪州株は史上最高値、8月利下げほぼ確実か 東京時間11:17現在 香港ハンセン指数 24759.33(+260.38 +1.06%) 中国上海総合指数 3526.68(+9.85 +0.28%) 台湾加権指数 23379.63(+266.35 +1.15%) 韓国総合株価指数 3177.71(-14.58 -0.46%) 豪ASX200指数 8709.00(+69.98 +0.81%) アジア株は韓国を除いて上昇、米株高や米中摩擦緩和が好感されている。きのうの米株式市場でダウは続伸し、S&Pとナスダックは最高値を更新した。エヌビディアは連日上場来高値、マイクロソフトも最高値を更新した。TSMC決算も好感されている。 半導体受託製造最大手の台湾TSMCの第2四半期決算は純利益が前年同期比61%増の3983億台湾ドルと市場予想を上回った。第3四半期の売上高見通しは市場予想を上回り、2025年の売上高見通しを従来から引き上げた。アジア市場ではハイテク関連に買いが集中している。台湾株は2月下旬以来の高値。TSMCは2.4%高と今年1月以来の高値をつけている。 豪州株は史上最高値をつけている、8月利下げがほぼ確実視されている。豪中銀は7月会合で予想外に金利を据え置いたが、完全に政策ミスだったと指摘する声が聞かれる。きのう発表された豪州6月の雇用統計は全体的に弱い内容だったことから次回8月会合では利下げは確実との見方が強い。 来週は7月会合の議事録が公表される。今回初めて投票結果が公表され据え置き賛成が6票、反対が3票だった。反対したのはウィルキンソン氏とロス氏。ウィルキンソン氏は今回初めての会合だった。そしてもう1人は誰なのか謎だ、議事録で明らかになるのか?
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