きょうのNY為替市場、ドル安のほか円高の動きも優勢となっており、ドル円は147円台半ばまで値を落としている。参議院選で与党が過半数を割り込んだ。ただ、石破首相は続投の意志を示している状況の中、為替市場は円買い戻しの反応を見せている。 ストラテジストからは、石破首相は続投を表明しているものの、政治的には不透明感の強い局面になる。財政拡大観測も台頭している中、長期債中心に利回りの上昇が見られ、少なくとも現段階では円支援材料となる傾向があるとの見方を示している。 ただ、いまのところ全般的には参院選に対して、市場は冷静に様子を見ているといった印象。参院選前に与党が選挙で苦戦すれば財政拡大や減税の可能性が高まるとの観測が広がっていた。米国債利回りの上昇に歩調を合わせる形で、日本国債の利回りも十数年ぶりの高水準に上昇していた。 一方、本日の円高の動きは続かないとの見方も出ている。日本政府は米国との貿易合意を模索しているものの、先行きは見通せず、日銀に利上げを思い留まらせている。円建ての実質金利はマイナスが続いており、円の上昇にブレーキをかけるという。現在の円相場は金利差が示唆するよりも5%水準が低く、現在の上昇はそのディスカウントを一時的に縮小しているに過ぎない可能性があるとの指摘も出ている。 なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は現行付近には観測されていない。 21日(月) 現行付近にはなし MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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