[本日の見通し]石油=下落、パウエルFRB議長に辞任の噂

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年12月限は下落。ただ、夜間取引の安値からは切
り返している。

 本日はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がFRB主催の資本要件会議で
挨拶するものの、この場でパウエルFRB議長が辞任を発表するとの噂がある。あくま
で噂であり、金融市場でこの噂を真に受けるような値動きは見られないが、トランプ米
政権から毎日のように批判されて、パウエルFRB議長は精神的に任期満了まで持たな
いと考えるのが妥当である。トランプ米大統領はパウエル議長を間抜け、大きな敗北
者、愚か者、史上最悪のFRB議長、最も愚かで破壊的な指導者の一人と公に批難し、
辞任に追いやろうとしているのは明らかだ。常人であれば身が持たない。来週の米連邦
公開市場委員会(FOMC)が区切りとなるかもしれない。辞任となれば原油市場も揺
さぶられることから、念のため警戒しておくべきだろう。
 時間外取引でニューヨーク原油9月限は前日比0.13ドル安の65.82ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは65.76ドルから65.86ドル。
 原油12月限の予想レンジは6万0200円から6万1200円、ガソリン先限は
7万7500円から7万8500円、灯油先限は8万0500円から8万1500円。
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