石油午前=下落、海外安や円高が重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。中心限月は4ケタ安で推移。海外安や、週明けの円相場が円
高・ドル安推移し、147円後半で取引されていることが重し。今月の海外原油はレン
ジ相場が続いており、方向感は乏しいものの、夏場の米石油需要が盛り上がらないこと
が圧迫要因となっている。時間外取引でニューヨーク原油は軟調。
 日中取引開始後、原油の2025年12月限は下落。6万0420円まで下落し、夜
間取引の安値に近づいている。
 午前11時02分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1240〜540円安。
 午前11時02分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が702枚。
【ロシア産石油の輸入国には追加関税】
 超タカ派のリンジー・グレアム米上院議員は「トランプ大統領は、ロシアの石油を購
入し続けるすべての国に100パーセントの関税を付加する」、「(輸入国には)中
国、インド、ブラジルが含まれており、これらの国々はロシアのエネルギー輸出の約
80%を占める」と述べた。ただ、米国は追加関税でロシア産石油の輸入国を脅してい
るものの、輸入国が別の仕入先を探す動きは今のところ伝わっていない。
【海外原油夜間取引=下落】
 ニューヨーク時間外取引で9月限は前日比0.49ドル安の65.46ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは65.40〜65.86ドル。
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