NY貴金属引け速報=金・銀はドル安から続伸、PGM系はプラチナが反落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/ 8  3443.7  + 37.3       プラチナ    25/10   1482.0   - 13.7
         25/12  3501.8  + 38.9               26/ 1   1485.5   - 13.6
    銀   25/ 9  3955.5  + 22.1       パラジウム   25/ 9   1324.40  + 22.00
        25/12  4005.5  + 23.2               25/12   1335.10  + 22.90
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 ニューヨーク金、銀は続伸。前日比は金が37.30〜40.4ドル高、中心限月の
8月限が37.3ドル高、銀が21.9〜25.0セント高、中心限月の9月限は
22.1セント高。
 金8月限は続伸。時間外取引では、様子見気分が強いなか、アジア時間から売り優勢
となり、小反落で推移。欧州時間でも安もちあい商状となり、6ドル超の下落で推移。
日中取引に入り、米長期金利の低下、ドル安を背景に急速に地合いを引き締めた。序盤
に2ケタ高となり、その後、上げ幅を拡大し、一時40ドルを超える上昇となった。後
半から終盤に入ってもドルが対ユーロで約2週間ぶりの安値をつけるなか、利食い売り
を吸収して、この日の高値圏で推移した。
 銀9月限は続伸。時間外取引では小反落で推移。日中取引開始後はドル安、金の反転
につれ高となった。今月14日につけた一代高値3957セントを上抜き、3960セ
ント台まで上値を伸ばし一代高値を更新に動きとなった。全限月が一代高値を更新。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは反発。前日比はプラチ
ナが15.5〜12.2ドル安、中心限月の10月限が13.7ドル安、パラジウムは
20.80〜22.80ドル高、中心限月の9月限は22.00ドル高。
 プラチナ10月限は反落。時間外取引では、ドル建て現物相場にサヤ寄せの動きとな
り、アジア時間は小反落。欧州時間で一段安となり、一時20ドル超の下落となった。
日中取引では、金、銀が反転したが、利益確定を含めた手じまい売り先行もようとな
り、軟調に推移。後半から終盤も反発力は弱く、前日の上げ幅のほぼ半分を失う下落と
なった。
 パラジウム9月限は時間外取引では続落となり、欧州時間では12ドル超の下落で推
移。日仲取引では金、銀が続伸に転じたことや、他の貴金属に比べ割安感が強くいこと
から買い優勢となった。一時30ドル超の上昇となり、プラチナ安に対し、逆行高で推
移。
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