石油午前=大幅高、米国は圧力強化もロシアは軍事作戦を継続へ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は大幅高。ウクライナ停戦を目指し、米国が来週末にもロシア追加制
裁を発動する見通しであることが背景。米国が圧力を強めているにも関わらず、ロシア
が停戦で合意する気配はない。米国はロシア産の石油を輸入する国に対して高水準の関
税を課す公算。円相場は一時1ドル=147円後半まで円高・ドル安推移。時間外取引
でニューヨーク原油は小動き。
 日中取引開始後、原油の2025年12月限は上げ一服。6万3660円まで上げ幅
をやや削った。
 午前11時03分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
520〜1830円高。
 午前11時03分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が815枚。
【ロシア、特別軍事作戦を継続】
 トランプ米大統領はウクライナ停戦を主張している一方、ロシアのペスコフ報道官は
「特別軍事作戦を継続する」、「ウクライナをめぐる紛争を解決するための和平プロセ
ス、そしてこの解決の過程でロシアの利益を確保することにも引き続き全力を尽くす」
と述べた。
【海外原油夜間取引=小動き】
 ニューヨーク時間外取引で9月限は前日比0.01ドル高の69.22ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは69.04〜69.38ドル。
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