4日前引けの日経平均株価は前営業日比664円63銭安の4万134円97銭と大幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は9億9597万株、売買代金概算は2兆4055億円。値上がり銘柄数は384、対して値下がり銘柄数は1186、変わらずは52銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場はリスク回避ムードのなか、日経平均株価は波乱含みの下げとなった。前週末の欧米株市場が全面安商状となり、この流れが波及した形だ。注目された7月の米雇用統計がコンセンサスを下回る内容であったことや、5月と6月分の雇用者数について大幅な下方修正があったことが警戒感につながった。外国為替市場で急速にドル安・円高方向に振れたこともあって、日経平均は一時900円以上の下げで4万円台を下回って推移する場面があった。しかし、その後は押し目買いやショート筋の買い戻しが利いて下げ渋り、前引けは4万円台に戻して着地している。なお、値下がり銘柄数は全体の73%を占めた。 個別では売買代金トップとなったディスコ<6146>が大きく下落したほか、売買代金2位の東京エレクトロン<8035>、同3位のアドバンテスト<6857>いずれも軟調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクの下げが目立つ。三菱重工業<7011>が売られ、ファーストリテイリング<9983>は大幅安。日東紡績<3110>が値下がり率トップに売り込まれた。半面、ソシオネクスト<6526>がしっかり、任天堂<7974>も頑強。イビデン<4062>が物色人気、HOYA<7741>も堅調。コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579>、大塚商会<4768>は商いを伴い値を飛ばした。 出所:MINKABU PRESS
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