東京株式(前引け)=続伸、朝安後に切り返し8割の銘柄が上昇

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 6日前引けの日経平均株価は前営業日比253円19銭高の4万802円73銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は11億1249万株、売買代金概算は2兆5400億円。値上がり銘柄数は1304、対して値下がり銘柄数は274、変わらずは44銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は前日の米株安を受け朝方は主力株に売りが先行し、日経平均は安く始まったものの底堅さを発揮。売り物をこなした後は上値指向に変わった。特に前場取引後半から買いに厚みが加わり上げ足を強めた。不動産株をはじめ内需株の一角が買われ全体を牽引、半導体関連が冴えない動きとなったが、それ以外は物色意欲の強い地合いとなった。前引け時点で業種別騰落では33業種中32業種が上昇するという状況。個別株も値上がり銘柄数が1300あまりに達し、プライム市場全体の8割が上昇する強調地合いとなっている。なお、TOPIXの上昇率は1%を上回った。

 個別では、きょうも売買代金で群を抜く三菱重工業<7011>が最高値圏をまい進、IHI<7013>、川崎重工業<7012>も物色人気を集めた。フジクラ<5803>も上値追い。FOOD & LIFE COMPANIES<3563>が活況高となり、良品計画<7453>も高い。ティラド<7236>が値上がり率トップとなり、ダイヘン<6622>、日本ヒューム<5262>も急騰した。大崎電気工業<6644>も値を飛ばした。半面、ディスコ<6146>が下値模索、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>も安い。ソシオネクスト<6526>も軟調。メルカリ<4385>が値を下げ、リクルートホールディングス<6098>も売りに押された。ニチレイ<2871>、オークマ<6103>などが大幅安。

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