●レビュー穀物、コーンはUSDA需給報告待ち=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 8日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比1.50セント安の405.50セン
ト、小麦先物相場は同4.00セント安の535.00セント、大豆先物相場は同
6.25セント安の987.50セントとなった。改めて豊作見通しの売りが優勢だっ
た。前日は安値修正の動きがみられたが、更にショートカバーを入れるような動きは見
送られた。トウモロコシは良好な輸出環境も確認されているが、上値の重さが維持され
ている。天候リスク不在の状況が、穀物相場全体の上値を圧迫している。
11日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比2.25セント高の407.75セン
ト、小麦先物相場は同0.50セント高の535.50セント、大豆先物相場は同
23.75セント高の1011.25セントとなった。12日に米農務省(USDA)
需給報告の発表を控え、安値修正の動きが優勢になった。これまで豊作見通しで大きく
売り込んできたことに対する反動安になった。また、大豆に関してはトランプ米大統領
が中国の輸入拡大を期待すると発言したことも材料視され、一気に1000セント台を
回復した。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。