その後、ドル円は148円台前半での推移となっている。この日発表の米消費者物価指数(CPI)を受けて、ドルの戻り売りが優勢となり、ドル円も一旦147円台に急速に下落した。しかし、直ぐにその下げを戻している。米国債利回りも一旦下げに転じたもののプラス圏に戻す展開。 米CPIはコア指数が前年比で3.1%上昇と予想を上回り、関税の影響を示唆する内容ではあったが、FRBの利下げ期待は変わらず、短期金融市場では9月の利下げ確率を90%以上で見ている状況に変化はない。市場が事前に警戒していたほどのインフレの上昇までは見られず、先日の米雇用統計の驚きの弱さを覆すほどの内容ではないとの受け止めのようだ。 ただ、米CPIの詳細を見ると、サービスの伸びが加速しており、特に住居費・エネルギーを除くサービス価格、いわゆるスーパーコアが前月比で1月以来の大幅な伸びとなっていた。関税の影響も示唆され、FRBの早期利下げ期待を手放しで正当化する内容ではない。 一方、本日のドル自体は上値が重い。早期利下げ期待に変化はなく、トランプ大統領がFRB本部の改修工事を巡り、パウエル議長を相手取った訴訟の進行を容認する考えを示したこともあり、ドルの上値を重くしているようだ。 USD/JPY 148.12 EUR/USD 1.1665 GBP/USD 1.3494 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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