アジア株 上海株上げ拡大、弱い統計受け支援策期待高まる インド独立記念日でモディ首相演説 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 25225.78(-293.54 -1.15%) 中国上海総合指数 3689.30(+22.79 +0.63%) 台湾加権指数 24331.27(+93.17 +0.38%) 韓国総合株価指数 3225.66(休場) 豪ASX200指数 8924.10(+50.34 +0.57%) インドSENSEX30種 80597.66(休場) アジア株はまちまち、米大幅利下げ期待は後退も9月25bp利下げは確実との見方は変わらず。インド市場と韓国市場は休場。 豪州株は史上最高を更新。香港株は前日に約4年ぶり高値を更新したことから弱い中国統計をきっかけに調整売りに押されている。上海株は上げ幅を拡大、弱い統計を受け景気支援策期待が高まっている。 きょう発表された中国7月の統計は総じて弱かった。小売売上高は今年最低の伸び、鉱工業生産は昨年11月以来最も低い伸びとなった。新築住宅価格は下落幅拡大し昨年10月以来最大の落ち込みを記録、不動産投資は予想以上に減少した。弱い統計を受け中国の先行き不安が広がっている。ただ、指標が弱ければ当局が早期に追加の景気支援策を打ち出す可能性がある。 きょうはインド独立記念日、米印緊張が高まる中でモディ首相の演説に注目が集まる。トランプ米大統領はインドをロシア同様「死んだ経済」と指摘する中、格付け会社S&Pがインドの格付けを「BBB-」から「BBB」に引き上げた。S&Pはトランプ関税がインド経済に与える影響はほとんどないと指摘。インドは貿易への依存度が低く、経済の約60%は国内消費だという。 来週は中国外相がインドを訪問し、今月末にはモディ首相が中国を7年ぶりに訪問する予定となっている。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。