アジア株 まちまち、香港株は続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:34現在
香港ハンセン指数   25270.07(-249.25 -0.98%)
中国上海総合指数  3696.77(+30.33 +0.83%)
台湾加権指数     24334.48(+96.38 +0.40%)
韓国総合株価指数  3225.66(+1.29 +0.04%)
豪ASX200指数    8938.57(+64.80 +0.73%)
インドSENSEX30種  80597.66(休場)

15日のアジア株は、まちまち。米国株価指数先物が時間外取引で上昇したことなどを受けて、一部の市場では堅調な推移を見せた。香港株は続落。7月の中国小売売上高や鉱工業生産、新築住宅価格などが市場予想を下回り、中国景気の減速への警戒感から売り優勢で推移した。上海株は反発。中国の経済指標は弱かったものの、当局による景気刺激策への期待感などが買いにつながった。韓国市場とインド市場は休場。
   
 上海総合指数は反発。ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、保険大手の中国人寿保険、太陽光発電や飼料会社の通威、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、発電設備・大型機械設備メーカーの上海電気集団、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技が買われた。
   
 香港ハンセン指数は続落。不動産会社の新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)、不動産会社の恒基兆業地産(ヘンダーソン・ランド・ディベロップメント)、電子商取引のJDドットコム、鉄道会社の香港鉄路(MTRコーポレーション)、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディングが売られた。
   
 豪ASX200指数は続伸。不動産開発大手のレンド・リース・グループ、食品関連の流通企業のメトキャッシュ、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバル、鉄鋼メーカーのブルースコープ・スチールが買われる一方で、石炭会社のホワイトヘイブン・コール、小売会社のウールワース・グループが売られた。

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